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乳幼児3人いる専業主婦がストックイラストをはじめてクライアントワークをするようになるまで





カッコーさんアドベントカレンダ🎄に参加させてもらえる事になりました。


SNSどころか全てにおいて放置気味なのでお声がけいただいて嬉しいです。


前のめりで引き受けたもののnoteもやってなかったため、こんなへんぴなサイトまで来ていただいてごめんなさい。…ようこそ。




「イラストACからクライアントワークに繋がった話」をテーマにいただき私の経験なのであまり参考にならないかもしれませんが興味のある方はお付き合いいただければ幸いです。




はじめましての方がいらっしゃると思うので自己紹介を…

なのなのな と申します。40才です。

元々イラスト関係の仕事や学校を卒業したわけではなく小学生の頃は絵を描くのが好きだったなという程度の専業主婦でした。



なのなのなの歴史

2016年 専業主婦。9月イラストACに初投稿 (4才2才0才を育てていたためイラスト制作時間は22時から2時間ほど)

2016年スマホに指で描いていたイラスト

←スマホにアイビスペイントをダウンロードして指で描いて夫のPCから投稿していました。


ちなみにこのイラスト2016年11月から今日(2023年12月)までで3489回(キリ悪いな)ダウンロードしていただいてました。この頃報酬が1DL2円か3円だったと思うのですが2円だとしてもこの1枚で7000円以上いただいた計算になります(ありがたや)





2017年 イラストACを始めて6か月、初めての換金申請をしました。3万3千円。このお金でクリップスタジオのライセンス付きのペンタブを買いました。

(たしかこの年の年収は13万円でバイトで1ヵ月で稼げる金額だけどとても誇らしかった)

2018年 LINEスタンプを作ってみたかったのでTwitterを開設 (当時Twitterアカウントが審査に必要と何かで読んだため) この年のイラストACはだいたい2万5千円前後/月

2019年 開業届を提出してイラストレーターを名乗りだしました。イラストACは3万円/月くらい


2020年 イラストACでお仕事依頼ボタンを開放しておらずコメント欄からたまにご依頼をいただいても全て辞退してましたが勇気をだして請けてみました。

(eメールアドレスも持っていなかったのでTwitterのDMで文字でのやりとりにとても緊張しました。はじめてのご依頼である事もお伝えして、私ずっとしどろもどろだったと思うのですがとても優しく教えていただいて(私がお金をもらう立場だったのにもかかわらず)今でも感謝しています) この時のイラストACは平均で3万5千円くらい/月


この後から少しずつストックイラストとクライアントワークの比率が(作業時間も収入面でも)逆転していきました。



全くの素人がイラストACに登録してから早7年がすぎましたが、今は夫の扶養も抜けて念願の書籍の挿絵のお仕事や、YouTubeやSNSで活躍している方のオリジナルキャラ制作や、企業様から広告などに関わるお仕事などをさせていただいています。

(広告系のマンガも楽しいし、挿絵の仕事ももっとしたいしテレビの仕事もしてみたい!年内に販売したいと思っていたLINEスタンプも途中だった!)




クライアントワークをはじめる時に決めた事

イラストACでは無料でDLできるのに安くないお金を払って依頼していただく事に自分で納得ができなかったので、クライアントワークをはじめた頃からイラストACに投稿するのはおだんごの女性、メガネの中年男性、エプロンの中年女性の3キャラに絞りました。(育児イラストが描きたくなった時があるので例外あり)


イラストACのキャラがオリジナルで欲しい!というありがたいファンの方もいます(特に中年男性のキャラが多いです。あの人は私と違って本当に働き者…)

※誤解されている方が多いのですがイラストACに登録したキャラでも0から描き直す場合はクライアントワークでも描く事ができるそうです。↓


最初の頃はラフもちょっと直せば使えるようなほぼ完成ばりの描きこみだったのでオリジナルキャラだろうとイラストACのキャラだろうと、ラフを含めてお渡ししたものは他では使いませんとお約束していました。納品した1枚にはお金がかかってるのにボツにしたイラストが誰でも無料でDLできるようになっていたら嫌な気持ちになると思うので、ボツは潔く捨ててご依頼者様のためだけに描くイラストという意識を徹底していました(今のラフはラフ度マックスなので流用しようにも仕上げ作業が必要レベルでその文章は入れていません)


営業しているか

もう何年も前ですがココナラを開設したのですが(今は受付してません)あれが私の唯一の自分から行った営業活動でした。

ちゃんとした営業はした事がありません。でもこれからするかもしれません(言い切っておいて来年はバリバリ営業してるかもしれないし)


ゆるいイラストなのでササっと描けそうと思われがちなのですが1ポーズのご依頼に関してあれもこれも描きたくなってしまうし遅筆なのでもっと時間がうまく使えれば「はい納品!仕事が足りない!仕事をください!営業メール!シュパッ」とかできたらかっこいいと思っています。


私の場合はイラストACからDLされたイラストを使っていただく事で認知度が上がりご依頼をいただけているようです。(イラストAC様様!)

イラストをDLして使ってくださる方にクレジットを入れてくださる方やイラストACページやHPを紹介してくださる方もいるのでとても助けられています。(いい人ばかりや…)




ご依頼の窓口

私の場合、新規のお問い合わせはイラストACのお仕事依頼メール、このHPのお問い合わせフォーム、XやInstagramのDMからいただきます。

正式なご依頼になるかは別としてお問い合わせが体感では5:4:1くらいの割合です。

イラストAC経由でお問い合わせいただいて御見積の話にすらなる前にご返信がない場合もあるのですが私のメール迷惑メールに吸い込まれる事が多いようで、もし返事きてないんだけど?という方がいらっしゃったら迷惑メールフォルダを見るかもう一度ご連絡いただけたら幸いです…。無視してる感じになっていたら申し訳なさすぎる…

Gmailの方に多い気がします…Gmail…なんでなの…botジャナイヨ…



こだわり

例えばオリジナルキャラ制作の時に「腰痛」のイラストのご依頼があった場合、立って腰に手を当てているポーズでも体の向きが背中か正面かで哀愁だったり表情を強調できたりイメージが変わります。膝をついたポーズならもっと深刻な腰痛に見えるし、腰がグキッとした瞬間も勢いがあってインパクトのあるイラストになりそうです。それに加えてクライアントさんが野球についてSNSにアップしていたらバットを杖代わりに描くかもしれないし、犬やコーヒーの写真が多かったら描き足したりします。あまり腰痛を全面に推さない倒れたポーズも描くかも。最後は「腰痛関係なくなってるやないかーい」と脳内ツッコミしつつ、しれっとラフお送りします。

結果は最初の指示と違った方向に行くこともあり、追加でご依頼くださることもあり、そのままボツになる事も多いです(そもそも指示ではないポーズなので笑)


1度でしっくりくるものをご提案できた方がイラストレーターとしては優秀だと思うのですが…つい…

クライアント様も余計なもの描かずにその分もっと早く渡してと思っていた方もいらっしゃったかもしれません…(すみません)


企業案件の場合はクライアント様の思っていた方向と違う解釈をしてしまった時に当然修正がきますが「なんかちがう…」と丸っとやり直しになったりするともう「点火!🔥」という感じで「どれだ!正解はどれだ!」と、とにかく(アイデアを)見つけて投げる千本ノックゾーンに入ります(楽しいです。納期は大変な事になります)



それと御見積の金額に関しては許容ラインを割らないように心がけるようにしています。

修正回数が増えてもしっくりくるものをお渡ししたいけど、どんどん赤字になってしまうようだといろいろ苦しくなってしまいそうなので…

どうしてもお請けしたいお仕事も多くて交渉をお願いしたりもします。

なかなか難しいですが。



あまり参考になる事はなかったかもしれませんが私とクライアントワークについて描いてみました。



長くなってしまってごめんなさい。

クリスマスまであと少し!

良いクリスマスをお過ごしください🎄🎄🎄








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